お金の使い方・貯め方ガイド

工夫次第でお風呂のガス代は減らせる

浴室 光熱費のお金節約のポイントは熱量の移動で、熱を動かす場合には冷やす時も暖める時も多量のエネルギーを使うものです。 そんな多量のエネルギーを使って日常生活で行う行動に入浴がありますが、入浴のためには大量の水に熱を加える必要があって、ここは大きく光熱費のお金を節約するポイントでもあります。

20度の水を40度まで暖める場合と、25度の水を40度まで温める場合では当然必要になってくる熱量も異なり、可能ならばできるだけ水温を上げた上でお湯を作った方が節約に繋がるのです。 光熱費を使わないで水温を上げるなんて、難しいと思われるかもしれませんが、実は自然の力を利用すれば簡単に達成することができてしまいます。

早めの水張りは手間の掛からないお金節約方法

特に効果があるのが気温が上昇しやすい夏場で、方法は入浴する必要がある日の朝から浴槽に水をはっておくだけです。 たったこれだけの行動で大きなお金の節約効果に繋がり、日本人は定期的に入浴する人も多いので、日本人と相性の良いお金の節約術でもあります。 20数度の水を30度、時には40度近い室温の中で放置しておくことによって、どんどん水温が上昇し場合によっては温水プールに近いような温度に自動的に水温が変化してくれるかもしれません。

節約の手間を考えても、本来夜に水はりを行うところを少し早めに水をはるというだけなので、手間的にみてもほとんど手間なくして節約を達成できる優れたお金節約術なのです。 特に毎日のように湯船に浸かるのが習慣のようになっているという家庭はぜひ実践してほしい節約術で、自宅で可能な様々な節約術の中でも、かなり効果の大きなお金節約方法となります。

節約のことを考えれば入浴の回数自体を少なくするということばかりを考えてしまいそうですが、このようにお風呂のお湯の作り方を少し工夫するだけでも節約に繋がり、これがお金の節約の面白いところともいえるでしょう。

この節約術のポイントになってくるのは、外気温と水温の差であって、年間の平均気温が比較的高い地域ならば存分に活用できそうです。